字紋ともいわれ、文字を使った紋章です。 多くは苗字にちなんだものになっています。
文字を母体にし、文字の持つ意義や歴史的背景から成立した紋です。 文字によって紋章の意味・形はさまざまに異なります。
主に篆刻書体を四角形に収まるように描かれています。
仏教伝来にともない日本に入ってきた紋様の一つです。 卍はサンスクリット語で「スヴァスティカ」と呼ばれ、吉祥の印といわれています。 図形としては「幸運福来」を意味しており、寺院の紋章として使われました。 ナチスが使っていた逆鈎十字「ハーケンクロイツ」も、この卍が元です。